宗派によって異なる

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お葬式の準備を生前のうちから行うという方が増えています。近年では、人生の終焉に向けて自ら準備をする終活がブームとなったこともあり、自ら準備を行う方も多いものですし、ご家族で準備される場合でも、葬儀社を決めておくだけでも万が一の際の対応がスムーズです。 葬儀社の選定も重要ですが、お葬式は宗教によって異なります。日本では多くの方が仏教ですが、仏教にも宗派があります。単に同じ宗派であればよいというわけでもなく、代々のお墓がある菩提寺に従って葬儀を行うことになります。遠方の場合、他のお寺に依頼することも可能ですが、あらかじめ菩提寺と連絡を取りつつ進めていないと、お墓に入れない・戒名がもらえないといったトラブルに発展しかねません。ご遺族にこだわりがなく、無宗教葬を行いたいという場合も、お墓のことを考えるのであれば菩提寺との連絡は必須です。

葬儀の会葬者の人数もお葬式の準備に影響します。一般葬の場合、家族や親族を除いては、どれくらいの方が参列してくださるのか当日まで正確な人数は把握できません。「50名程度」というようにアバウトな申告でも結構です。こうした会葬者の人数をもとに葬儀会場の広さが決定します。会場が広いほど会場使用料が高く、返礼品や料理の数も増えるため費用は高くなります。 一方で、会葬者が限定されるお葬式もあります。家族葬であれば、家族のみ数名でのお葬式となりますし、密葬であれば近い親族など若干の会葬者が集まります。こうした小さい規模のお葬式は、近年費用が安いことを理由として選ばれています。単に人数が少ない場合でも費用は安くなりますが、家族葬や密葬のための特別な葬儀プランを用意している葬儀社もあり、さらに費用を抑えることができる場合もあります。